メンタルケアをどこへでも

日本は世界有数のプレッシャーの多い社会であり、その自殺率は世界で6番目に高い数字を示しています。そんな日本にメンタルケアを普及させ、もっと生きやすい社会にすることを目指しています。

「うつ病 (depression)」の判断基準とは?

こんにちは。

本日もLivelyからメンタルヘルスケアに関連した情報をお届けさせて頂きます。

 

今回は「うつ病」について。

 

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うつ病」ということ自体は多くの方が “なんとなく” 知っているかと思います。

でも「うつ病になった」などと聞くと、それは本当にうつ病なの?と疑いの気持ちを抱いてしまうこともあるのではないかと思います。

 

そこで今回は、うつ病の「本当の症状」について学んでいきましょう。

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うつ病を簡単に説明すると、

「脳のエネルギーが欠乏した状態」

と言うことができます。

http://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/ad001/

 

この脳の状態が引き起こす結果として

心理的症状

憂鬱な気分が続く、意欲の低下など。

⑵身体的症状

身体がだるい、飲酒量が増える、胃の不快感など。

 

といった症状が表れます。

 

エネルギーが不足していない通常の状態であれば、自然治癒力によって時間の経過とともに通常の状態へと回復していくのですが、うつ病」にかかっている場合、時間が経っても一向に良くならない、それどころか悪化するという結果に陥ります。

 

ここが、ただ落ち込むことと、「うつ病」の違いなのです。

 

人間生きていれば、誰しも落ち込むことがあって当然かと思います。そのため、「うつ病」と単純に落ち込むことが混在されることがありますが、「時間の経過によって回復に向かう」のか「時間の経過とともに悪化する」のかによってうつ病と単純に落ち込むことを区別することができます。

 

うつ病の具体的な症状例につきましては厚生労働省のHPに記載がありましたので、こちらの方に転載させて頂きます。

 

心理的症状】

  • 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
  • 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
  • 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
  • イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
  • 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
  • 思考力が落ちる
  • 死にたくなる

【身体的症状】

  • 表情が暗い
  • 涙もろくなった
  • 反応が遅い
  • 落ち着かない
  • 飲酒量が増える食欲がない
  • 体がだるい
  • 疲れやすい
  • 性欲がない
  • 頭痛や肩こり
  • 動悸
  • 胃の不快感
  • 便秘がち
  • めまい
  • 口が渇く

うつ病|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

 

 

このうつ病の原因としては、

⑴環境要因

人間関係のトラブル、大切な人との別れなど。

⑵性格的要因

義務感が強い、几帳面、他人を優先しがちなど。

⑶遺伝的要因

などが挙げられます。

 

原因については、1つに特定することは難しく、多くの場合複数の要因が重なって憂鬱な気分が回復しないという状態がつづくことになります。

 

それでは、最後に「うつ病」の治療法について。

⑴休養

軽い症状のものであれば、休養をとる、すなわち「うつ病」の原因となっているものとの接触を避けるまたは、少なくともその機会を減らすことで少しずつ回復へと向かうことができる場合もあります。

 

⑵カウンセリング

様々な要因から引き起こされているうつ病から立ち直るのは、一人では難しいものです。メンタルケアの専門家とのカウンセリングを通して、原因の特定やうつ病を引き起こす思考パターンの見直し等に取り組むことができます。

 

⑶投薬治療

うつ病の治療には「抗うつ剤」という薬が使用されます。こちらの薬は、最初に述べたように「脳のエネルギー」を補充する、すなわち「脳内の神経伝達系に働きかけて脳内環境を整える薬」になります。

抗うつ剤は効果を発揮するまでに通常1〜2週間ほどかかり、頭痛や便秘障害などの副作用が現れる場合があります。

http://sugiura-kokoro.com/clinic/yakubutsu-ryouhou02.html

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以上、「うつ病」の症状、原因、治療法について簡単にご紹介させて頂きました。

単純に落ち込むことと「うつ病」の違いについて認識していただけたら幸いです。

 

最後になりますが、Livelyではメンタルヘルスに悩む方向けに、同じ悩みを抱えていた方の体験談を読んだり、オンラインで全国の心理士とのカウンセリングを予約できるプラットフォームを提供しています。

 

ぜひ一度のぞいていっていただけると嬉しいです。

lively.care

 

それでは本日もありがとうございました。

過労死(Karōshi)は日本だけ?

こんにちは。

 

今日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の情報をお伝えして生きたいと思います。

本日は過労死(Karōshi)について。

 

まず、過労死とは

「働き過ぎが原因となって引き起こされる死」

と定義されています。

https://www.stopkaroshi.net/過労死とは/

 

2017年までの過去5年間に368名の方が、過重労働による脳疾患や心臓疾患、または自殺で亡くなられています。日本全体としては、かつてに比べて長時間労働は減少傾向にありますが、運送業、教育業などの業界においては労働時間が他の業界に比べてかなり高く、e-コマースの普及によるドライバー不足や、教師の負担増加などが原因にあげられるかと思います。

https://www.huffingtonpost.jp/2017/10/06/karoshi_a_23234664/

 

 

過労死の代表的な事件としては、かつて電通に勤務されていた高橋まつりさんが過労死による自殺で亡くなった事件や、NHKの記者の方が度重なる取材による心不全で亡くなられた事件などは記憶に新しいのではないかと思います。

 

そんな「過労死」について。

「過労死」という言葉が存在するのは日本だけと言われており、英語でKarōshiという単語が存在するほど日本人は「働き過ぎ」な国民であると認識されている方も多いのではないでしょうか。

 

でも、果たして本当にそうなのでしょうか。

 

実際、日本の労働時間は以前と比べてかなり減少傾向にあり、また世界の他の国と比べても、世界一の長時間労働国であるアメリカだけでなく、その下に位置するメキシコよりも日本人の労働時間は短いということが分かっています。

BBC - Capital - Can you work yourself to death?

 

また、中国では「guolaosi」という過労死と同じ意味の言葉があり、1日に1600人、1年間で60万人の人々が過重労働により命を落としています。

 

また2013年には、ロンドンのアメリカ系の銀行でインターンをしていたドイツ人の21歳の青年が、72時間の連続勤務の末にてんかんで亡くなったという事件が起こっており、台湾や中国、インドや韓国といった国々は日本に続くことになるだろうと言われております。

BBC - Capital - Can you work yourself to death?

 

以上のことが示すのは、「過労死」とは決して日本だけの問題ではないということです。世界中の多くの弱い立場にある労働者が、報酬を得ることと引き換えに長時間労働を強いられているということです。

 

だから前向きに考えることもできるのではないでしょうか。

 

「過労死」という言葉があるということは、それだけ長時間労働の問題が顕在化し、社会として変えていこうという風潮が生まれているということも言えるかと思います。

 

だから、助けを求めましょう。社会に。

 

私たちのプラットフォームにはあなたを助けてくれる専門家たちがたくさんおります。

ぜひ一度、ご覧になっていただけると嬉しいです。

 

lively.care

 

それでは本日もありがとうございました。

 

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体験談② ーうつ病や不安障害に初めて「気づいた」こと

こんにちは。

 

本日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の情報をお届けさせていただます。 

今回は前回同様、メンタルヘルスで悩んだ体験談その2を紹介させていただきたいなと思います。

 

出身国;オランダ

年齢;23歳

 

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それはいつもと同じような土曜日でした。私は穏やかな気持ちで目を覚まし、朝食を食べ、スポーツカーのギアを握りしめてトレーニングのためにスポーツクラブへ向かおうとしていました。この習慣は最近始めたもので、私の人生の刺激的な一幕の始まりでもありました。ちょうど数週間前、私はビジネスを拡大させるために外国へと行っていました。私はスポーツクラブに所属していましたし、友達も、そしてガールフレンドもいました。たくさんの機会がありました。全てが順調であるように思えました。

 

レーニングが始まりました。私はいつも通りウォーミングアップをして、いつも行なっている運動を開始しました。しかし今日は、何かが違っていました。運動を始めて1時間後、私は激しいめまいを感じ、呼吸が浅くなっていました。私は呼吸を整えてトレーニングを再開しました。だけど、気持ちは落ち着いていませんでした。トレーニングを再開して数分後、それはさらに悪化しました。私はパニックを起こし始め、少し座って休憩するためにトレーニング場の端へと向かいました。リラックスしようとしましたが、その不調はつきまとっていました。何かがおかしかったのです。

 

私はめまいを感じました。呼吸はすでに整えられない状態になり、視界は一部が欠け、お腹が唸り、顔や腕はうずいていました。

 

「何が起こっているのか?」

 

少し経ってから、状況は少しずつ良くなり始めました。トレーニングを終え、私はシャワーを浴びるためにロッカールームへと向かいました。その日に起こったことを話すと、私のガールフレンドとチームメイトが私を家へと連れて帰ってくれました。

 

少しでしたが、私はこれが生きる苦しみへとつながることの序章にすぎないということを私は知っていました。

 

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その不安感は私のトレーニング中に再発しました。今回は断続的に、そしてこの前とは違った現れ方で。私は対処することができず、何をすれば良いか、どこへ行けば良いか、誰に話せば良いかわからず途方に暮れていました。

 

私の中で非現実的な気持ちが芽生え始めました。私は泡の中、夢の中で生活し、それは私の新しい生活をだんだんと奪い始めました。私はインターネットで自分に起こっていることを知ろうとしましたが、私と同じような体験はなかなか見つかりませんでした。私は一人でした。一人ぼっちでした。誰も私が感じていることを理解してはくれませんでしたし、私自身も自分の内側で何が起こっているかを説明することができませんでした。

 

私は死にたいとも考えました。しかし、死ぬことに関して何か行動を起こすことも恐れていました。

 

はたから見れば私の生活はまるで今まで通りと同じでした。私は日々の生活を今まで通り送っていました。朝起きて朝食を食べ、パソコンに向かって仕事をし、夕食を食べ、友人と飲みに行っていました。一方で、私は瞑想やヨガに挑戦し、スポーツを続け、あるいは簡単なリラックス法を試したりしました。

 

私の身体は反応してくれませんでした。私は継続的に恐怖感を感じながら生活していました。

 

状況はさらに悪化しました。私の日常はすぐに地獄への入り口と化しました。私は、起きるとその症状が姿を現すということを知り、毎朝起き上がることを恐れていました。私は日々の活動を制限し始めました。そうして私はスーパーに行くことができなくなり、公共交通機関に乗ることができなくなりました。ガールフレンドと会うときは、他人を避けるために毎回車で行かなければなりませんでした。私の中の自己は分裂し始め、私は自分の居場所を確保することができませんでした。

 

これら全てのことは私のビジネスにも大きなダメージを与えました。私の会社は破産し、そしてそのとき持っていたお金を治療のために使わなければなりませんでした。私は抗うつ薬を処方されていましたが、それはほんの少しの効果しかないのにも関わらず、私の体に大きな副作用をもたらしました。

 

私は心の状態を多くの人に話していたにも関わらず、友達は誰一人として私の苦しみを理解してはくれませんでした。彼らは私の心の苦しみを理解することなく、「Hey、めまい野郎」と声をかけるだけでした。

 

私はこれ以上このような生活を続けることができませんでした。この苦しみのトンネルの先には光など全くありませんでした。

 

しかし、私はもう一度この問題に立ち向かわなければならないと知っていました。

 

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ある日、いつもの地獄が始まる前に、私は自分が好きなことを一枚の紙に書き出しました。私はゆっくりと自分の心の状況を整理することを始め、「自分の身に起こりうることのうち最悪なことは何か」といつも自分に問いかけました。

 

私は自らを少しずつ前へと押し続けました。私はスーパーへ自らの足で行くことを再開し、レジでは最も長い列で待つことを選びました。また、私は公共交通機関の利用も再開しました。毎日私は自分が好きなことをするように自分自身に仕向けていました。

 

すると状況は変化し始めました。絶望で暗闇に覆われていた瞬間が少しずつ光を取り戻し、私は自らの症状を少しずつコントロールできるようになっていきました。その過程はひどくゆっくりで退屈極まりないものでしたが、2年以上経った今こうやってこのことを書くことができているように、私は自信を持って「治った」ということができます。

 

この経験を通して、私は大切な教訓を学びました。それは、ただ単純に自らの症状を無視したり、むやみやたらに戦ったりしてはいけないということです。あなたが自分自身について見出したことの多くは、あなた自身では手に負えないということです。

 

「気づくこと」が鍵となります。多くの人は自身がうつ病を抱えていたり、不安障害に陥っていたりするということにすら気づいていません。私が体験した症状とまた一般的に多く見られる症状は以下の通りです

・めまい

・絶え間ない不安感

過呼吸

・手や足の感覚がなくなること

・手や足、顔がヒリヒリするような痛み

・吐き気

・胃の不快感、胸焼け、食欲がなくなる

・視界に白黒の点が現れること

・視界のかすみ

・頭痛

・落ち着かないこと

・胸の締め付け

・聴力の低下

・孤独感を感じること

・感情の欠如(例:痛みや喜びを感じない)

・自殺への衝動

・死ぬことへの恐怖

・自分自身より他人を優先しすぎること

 

私が取り組んだこと

・毎日一回は長く話すこと

・毎日自分の好きなことをしようとすること

・家族や友人、カウンセラーなどと話すこと

・生活を続けること

・自分の症状を書き出すこと

・どうやってその症状が起こったか見つけること

 

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今回はうつ病と不安障害の話を紹介させていただきました。

 

日本人であろうと、オランダ人であろうと、みんな人それぞれ違った悩みを抱えて生きているのです。決して「1人」ではありません。

 

あなたと同じ悩みを抱える人、あなたを助けてくれる人が私たちの居場所にたくさんおられます。ぜひ一度ご覧になっていただけると嬉しいです。

lively.care

 

それでは本日もありがとうございました。

体験談① ーOCD(強迫性障害)

こんにちは。

今日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の記事をお届けして参ります。

 

突然ですが、あなたは

「過剰に手を洗ったり」「物の配置に必要以上にこだわったり」することはありませんか? 本人が悩んでいなければ全く問題ないのですが、実はそれはOCD「強迫性障害」と呼ばれるものです。

 

まずOCD(強迫性障害強迫性障害)とは、

”自分の意思に反して、不合理な考えやイメージが頭に繰り返し浮かんできて、それを振り払おうと同じ行動を繰り返してしまう病気”

http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_003/mdcl_info.html

 

と定義されております。

 

さて今回は、そんなOCDに悩んだシンガポール女性の体験談をご紹介したいと思います。

 

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匿名(24歳、シンガポール在住)

 

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私は数年前OCDと診断されました。誰かに助けを求めるまで、私はどうやってこの症状を治すことができるのか一生分からないだろうとばかり考えていました。私の症状は多くの人がOCDに対して抱くようなイメージとは違うもので、私がさらされた状況を振り返り、私の中で大きくなる精神的不安を理解したとき、私は驚きはしませんでした。

 

私は子供のとき以来、時間という概念に縛られるようになりました。私は毎日ぴったり同じ時間に起きなくてはならず、違う時間に起きてしまうととてもストレスを感じ、何かが間違っているように感じました。

 

私は毎日同じ時間にランチをとり、ぴったり同じ時間でランチを食べ終わり、そして一日の終わりにはぴったり20分のランニングをしていました。夕食も同様であり、もし友達とご飯を食べに行くことがあれば、私は途中で抜け出さなくてはならず、1分たりともずれることは許されませんでした。夜は私はベッドに入り、ぴったり11時30分に電気を消していました。もし早くベッドに入った時は、その時間まで本を読んで起きていました。私は自分の時間やスケジュールを管理できなくなったとき、いつも不安に苛まれていました。

 

それは大学に入り、同じスケジュールで行動できなくなったとき、さらに悪化しました。私のパートナーはとても協力的でしたが、彼のやり方は事態をさらに悪化させるだけでした。(私に時間をチェックさせない、彼とともに起きておくことを強いる、など)

 

私とパートナーの関係が終わった後で、ある日私は親友にこのことについて話しました。彼女は、以前彼女が診てもらった専門家の所に行ってみることを提案してくれました。私にはこのとき失うものは何もありませんでした。

 

その専門家との対話が終わった後で起こったことは、本当に私の人生を変えることでした。心理療法や瞑想(今はもう受けていませんが、とても役立つものでした)を通して、私は自分の状況をコントロールできるようになりました。これは実際に治せるものなのだと知ることができたのは、私にとってとても大きな安心感に繋がりました。

 

そうです、OCDは自分の身の回りの物を必要以上に整理したり、必要以上に手を洗ったりするような、繰り返しの行動をも含んでいます。これが、私がOCDについて考えていたことで、だからこそ私はこのことで誰かに助けを求めることができるなど考えもしなかったのです。

 

私は、自分のOCDとの苦悩は自分自身と近しい人間にしか話していませんでした。私にこの話を同じ悩みを持つ方に共有する機会をいただけたこと感謝いたします。私はこの症状で悩むのは私だけではないということ、そしてもっと世間の関心を集めることができればもっと多くの人を救うことができるということを私は知っています。

https://lively.care/learn/living-with-ocd/

 

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いかがだったでしょうか。

彼女のような悩みを抱える方ももしかしたらおられるのではないでしょうか。

 

『一人ではない。』

 

このことを知ることはとても大事です。

これからも様々な体験談などを紹介していく予定ですので、この記事で少しでも多くの方が一人ではないのだと知ることができたらとても嬉しく思います。

 

またこういった悩みを抱えているのは決して日本人だけではありません。色んな国の人が色んなことで悩んでいるのです。

 

Livelyでは敷居の高い心理カウンセリングをオンラインで提供することで、メンタルヘルスで悩む人を一人でも減らすことを目指しています。まだサービス開始前になりますが、今登録していただけましたら、サービス開始後に優先的にご利用できますので、よければHPを覗いて行ってくださると非常に嬉しいです。

lively.care

 

それでは本日もお越しいただき誠にありがとうございました。

 

ではまた!

世界メンタルヘルスデー

こんにちは。

本日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の情報をお届けいたします。

 

さて、本日10月10日はWHOの定める『世界メンタルヘルスデー』の日であります。メンタルヘルス問題に関して世間の関心を高め、正しい知識を普及させることを目指し、世界各地で様々なイベントや、SNS上での呼びかけなどが行われています。

世界メンタルヘルスデー - Wikipedia

 

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現在、世界の15歳から29歳の死因のうち『自殺』が2位を占めています。そして前回の記事で書いた通り、日本では『自殺』は若者の死因の第一を占めます。その直接的原因には、いじめや加重労働などの社会問題も大いに関係しておりますが、自分の心を調整する方法を知っておけば、少なくとも自ら命を絶ってしまう事態はほとんどの場合防げるはずなのです。

 

またメンタルに不調をきたす人の半分は14歳までにそれを経験しています。これは思春期の精神的な変遷だったり、進学に伴い実家を離れたり、就職したりと精神面・環境面に大きな変化を迎える時期だからこそなのです。

 

www.who.int

 

『メンタルケア』は何も精神疾患を抱えた人だけにあるものではありません。日本では特に、この言葉に対してネガティブなイメージがものすごく強いですが、心理カウンセリングなどのメンタルケアとは、異常な状態の精神を矯正することなどでは全くなく、辛いことがあった時、全てを投げたしたいぐらい嫌なことがあった時、その感情に対しての対応の仕方を臨床心理士の先生などとの対話を通して学ぶことなのです。

 

そうすれば、死ぬ前に学校や仕事をやめるだとか、家族に話してみるだとか、どん底の精神状態から立ち直る術を知ることができるのです。

 

Livelyでは、今まで敷居の高かったメンタルケアをオンラインで普及させることを目指しています。宣伝ではありますが、決してただお金を稼ぐためのものではなく、多くの人が心理カウンセリングによって感情に対処する方法を学ぶことで、多くの人がもっと幸せな人生を送れるようになることを願っています。

 

よければ一度ご覧になっていただけると嬉しいです。

 

lively.care


 

それでは本日もありがとうございました。

日本と世界の自殺率について

なんかタイトルから重苦しい内容ですみません。

こんにちは。今日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の記事をお届けしていきます。

 

今回は日本を含めた世界の自殺率について取り上げさせていただきます。なぜなら、日本の自殺率の高さが示すようににはメンタルケアを必要としている人が大勢いるにも関わらず、メンタルケア自体が未だ偏見を持って見られているという現状があるからです。

 

データから先にご紹介しますと、日本の自殺率は世界第6位で先進国最悪の水準となっています。ちなみに日本より上の国につきましては、

1位 リトアニア

2位 韓国

3位 スリナム

4位 スロベニア

5位 ハンガリー

6位 日本

(以下省略)

となっております。

mainichi.jp

 

先進国において日本を上回る率をほこるのは韓国だけです。

多くの方が経験した通り、日本や韓国の社会は受験や就職などに代表されるように非常にプレッシャーの多い社会であることで知られています。また、それは精神的に非常に苦しい状況に陥った時に、誰かに助けを求めたりすることが非常に難しい社会であるとも言えるかと思います。

 

リトアニアハンガリー等の東欧諸国では冬の寒さや暗さ、またかつてのソ連時代からの急激な生活の変化、アルコール依存症にかかる人々の多さなどの原因が挙げられるそうです。

この国には世界最高の自殺率がある - 2018

 

第3位に位置するスリナムという国を知っている方は少ないかと思いますが、スリナムは南米の上部に位置する国になります。スリナムの場合は、自殺する方の多くはインド系の国民であるという事実があり、民族問題と社会的プレッシャーが理由にあげられるそうです。

https://kotaro-journal.com/why-does-suriname-have-high-suicide-mortality-rate

 

以上からご覧になっていただいた通り、日本は世界有数に発展した国でありながら、社会的プレッシャーの強さと、それとは真逆なセーフティーネットの少なさから高い自殺率を抱えています。

 

しかし、それは何も日本に限った話ではありません。東ヨーロッパにも、南米にも生きるのに苦しんで自殺という道を選んでしまう人が大勢いるのです。

 

だから、一人ではないのです。辛いことがあって悩むのは当たり前のことなのです。私も全て投げ出したくなるほど嫌になって悩んだことも何回もあります。

 

だから、辛いときは逃げましょう。そして、話しましょう。

臨床心理の専門家たちは、あなたの心の中のマイナスな感情にどうやったらうまく対処していけるのかということを教えてくれます。

 

それは、ただ話すことではありません。

自分自身と向き合う方法を学ぶことなのです。

 

だから、もしよかったらLivelyのサイトを覗いていってくれると嬉しいです。

あなたを助けてくれる方がたくさんおられます。

決して一人ではないのです。

 

lively.care

 

それではありがとうございました。

メンタルケアの専門家たち

こんにちは。

 

今回から始まりました、こちらはLivelyという会社のブログになります。

 

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Livelyはメンタルヘルスケアの普及を目指している会社でして、私たちのサイト上で、日本各地の心理士とのカウンセリングを予約したり、心の悩みについて学んだりすることができます。ブログ最下部にリンクを添付しておりますので、ぜひ覗いていっていただけると嬉しいです。

 

 

そういうわけで、今回は私たちと共にお仕事をしてくださっている、メンタルケアの専門家の資格をご紹介したいと思います。

 

1、精神科医

精神科「医」と言われる通り、こちらの資格は「お医者さん」になります。精神科医になるためには、医学部を卒業して国家試験に合格し、2年間の研修期間を経て精神科を専門にして活動を始める必要があります。メンタルケアの分野では、治療や投薬などを行うことが唯一許されており、一番最後の段階で活動されている方々になります。

 

2、臨床心理士

最もポピュラーな、資格を持った心理分野のプロフェッショナルです。臨床心理士になるには、心理分野の指定された大学院を卒業し、日本臨床心理士資格認定協会の試験に合格する必要があります。民間の資格ではありますが、国家資格並みに幅広く認定されている資格となります。学校のスクールカウンセラーなどにも採用されています。

 

3、公認心理師

2017年に誕生した日本初の心理職の国家資格になります。元々、心理職の国家資格がなかったことから臨床心理士の資格を国家資格にしようという動きがありましたが、新たに「公認心理師」名前で誕生することになりました。そのため、資格自体に関しては臨床心理士と似ており、これからこの2つの資格の地位がどうなっていくのかというところで様々な議論がなされております。

 

※心理カウンセラー

この名前の資格は上記3つのように正式に認証された資格ではなく、「誰でも」名乗ることができます。中には資格を持たれている方でこの肩書きを名乗られている方もおりますが、特にネット等で、「ただ話を聞くだけ」「ただアドバイスをするだけ」などのサービスも蔓延しておりますので、注意が必要です。

 

Livelyでは上記3つの心理職の資格を持つ方のみとパートナー提携をさせていただいております。無資格の方とは一緒にお仕事をしておりませんのでご安心ください。

 

 

以上、初回の今回は心理分野の専門家の資格を紹介させていただきました。

Livelyでは専門家との対面のカウンセリングをオンラインで予約、またはオンラインでのカウンセリングなど「メンタルヘルスケア」の敷居を下げるための様々なコンテンツを用意しております。

 

実際のカウンセリングを除いて無料で利用できるものがほとんどですので、ぜひ一度足を運んでくださると嬉しいです。

lively.care

 

それではまた!