「心理カウンセリング」とは?
こんにちは。
本日もLivelyからメンタルヘルスケア関連の情報をお届けして参ります。
今回は、「心理カウンセリング」ということについて説明していきたいと思います。
「心理カウンセリング」と聞いてどんなことが思い浮かぶでしょうか?
悩み事を相談したり、話を聞いたり、中にはあまり良いイメージを持たれない方もいるのではないかと思います。
ただ悩み事を聞いてもらったり、いくつかアドバイスをいただくのにお金を払う必要はないんじゃないかと思う方もおられるかと思います。
それはごもっともです。
なぜならそれは、「心理カウンセリング」とは違うからです。
「心理カウンセリング」とは、
心の問題を自分で解決できるようにサポートすること
を意味します。
たとえば、ーーーーーーーーーーーー
都内の大学に通うTさんがいたとします。
Tさんは元々他人と積極的に話すのが好きなタイプではなく、小学校に上がったときから友達をつくることにいつも苦労してきました。そしていつも簡単に友達をつくることができないことに悩み、自分はダメな人間なんだと自分を責めていました。
しかし、Tさんは大学の2年生になり、新たにゼミに所属することになりました。
そこで同じ地方出身のSさんに出会い、週に一回ゼミで集まるときによく一緒に話すようになり、いつしかいつも一緒にいるほど仲良しの友達になっていました。
そのときTさんは気づくのです。
今まで私に仲の良い友達がほとんどできなかったのは、私がダメな人間だからではなく、ただ単純に気の合う人がいなかっただけだったのだと。
だから、たとえ友達がなかなかできないことがあっても、自分を責める必要は全くなく、自分が友達になりたいと思う人が現れるのを待てばよいのだと。
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これが「自己解決」です。
揺れ動く自分の感情に対して、
「こういう場合はこうすれば大丈夫だ」
と解決方法を探っていくことです。
先ほどはSさんとの出会いによって心の対処法を見つけることができましたが、多くの場合、これを一人で行うのは非常に難しいことです。
そこで、臨床心理士などによる「心理カウンセリング」が必要になります。一人ではなかなか言語化できない所を、一対一の対話を通して「何になやんでいるのか」「なぜそのことをなやんでいるのか」「本当はどうしたいのか」などと掘り下げていくことで、「自分なりに」心の動きに対してどう対処していけばいいかを学んでいくのです。
だいぶ「心理カウンセリング」についてのイメージが掴めたでしょうか。
全ての人に必要なものではないですが、何か自分ひとりではどうしても対処できない心の悩みに立ち向かうのに、心理カウンセリングのサポートを受けるのはとっても良い手段です。
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ぜひ一度ご覧になっていただけると嬉しいです。
それでは本日もありがとうございました。